離婚調停とは?調停を申し立てるための手順まとめと調停の流れまとめ | さよなら!モラハラ旦那

離婚調停とは?調停を申し立てるための手順まとめと調停の流れまとめ

夫婦間で離婚の話し合いが上手くいかない場合や、夫や妻と2人で話すのが怖い場合、離婚調停を申し立てたほうがいいかもしれません。今回は離婚調停申し立てる手順を最初から最後まで詳しくご紹介します。離婚調停を申し立てようと考えている方の参考になれば幸いです。

離婚調停とは?

離婚調停とは、夫婦間で離婚の話し合いがまとまらない時、いろいろな事情で話し合いをすることが難しい場合などに、家庭裁判所で調停委員(男女各1名ずつ)に間に入ってもらい、離婚について協議(話し合い)をする手続きです。

離婚調停は当事者同士が顔を合わせずに話し合うので、DV・モラハラなどが原因で相手方に会いたくない場合でも落ち着いて話し合いができます。

離婚調停で話し合う内容

離婚のことだけではなく、

  • 親権者
  • 面会交流
  • 慰謝料
  • 養育費
  • 財産分与
  • 年金分割

などのことも話し合うことができます。

離婚調停の申し立て方法

離婚調停の申し立て方法を必要な書類から費用まで詳しくご紹介します。

1)申立先

相手方の住所地の家庭裁判所または当事者が合意で定める家庭裁判所

2)申し立てに必要な書類

申立書及びその写し1通

申立書は裁判所のホームページからダウンロードできます。

ダウンロードはこちらから
http://www.courts.go.jp/vcms_lf/h30huuhukankeisyo235kb.pdf

書類の記入例はこちらから確認できます。
http://www.courts.go.jp/vcms_lf/h30rikonrei766kb.pdf

書類は直接裁判所に行ってもらうこともできます。申立添付書類と、下の項目で紹介している必要経費を持参していくと二度手間にならず、裁判所に行く回数が一度で済むので、申し立て添付書類を揃えてから裁判所にいくことをオススメします。

標準的な申立添付書類

  • 夫婦の戸籍謄本(全部事項証明書)

【年金分割割合についての申立てが含まれている場合】

  • 年金分割のための情報通知書(発行日から1年以内のもの)

情報通知書の請求手続きについては

  • 年金事務所
  • 各共済組合
  • 私学事業団の窓口

に問い合わせてください。

このほかに審理のために必要な場合は追加の書類の提出がある場合もあります。

印鑑

書類に捺印が必要な個所があります。裁判所で直接記入しようとお考えの方は忘れずに持っていきましょう!

3)申立てに必要な費用

  • 収入印紙1200円分
  • 連絡用の郵便切手(申し立てる家庭裁判所へ確認してください。)
連絡用の郵便切手は地域によって金額が違うので、裁判所に確認してから購入したほうがいいです。
申立てをするときに必ず必要になるので、先に裁判所に電話をして切手の金額を問い合わせしてから行きましょう!

申立後の離婚調停の流れ

離婚調停を申し立てた後、調停開始~調停終了までの流れをまとめてみました。成立した場合と不成立になった場合のこともご紹介しているので参考にされてください。

調停期日の連絡の書類が送られる

申立書が受理されたら2週間前後で、当事者(申立人と相手方)に調停期日通知書が届きます。

第一回目の調停の期日が書かれた期日通知書が送られてきます。第一回調停はだいたい申し立てから一ヶ月後くらいです。(家庭裁判所の混雑具合によって前後することがあります)

期日通知書には調停に関する注意事項が書かれているので事前にしっかり読んでおきましょう。

第一回目の調停

1.裁判所へ

期日通知書に書かれている日時に家庭裁判所に行きます。時間は相手方と顔を合わせずに済むように少しずらしてあります。

2.受付

受付すると待合室に通され、呼ばれるまで待合室で待機します。

3.調停室に呼ばれる

調停室に呼ばれたら調停委員(男女1名ずつ)と話をします。この時、相手方は調停室に入ってきません。

話す内容は離婚を決めた理由・現在の状況、財産分与・親権・慰謝料についてなどを話します。大体所要時間は30分なので、あらかじめ話す内容を整理しておくといいですね。

4.相手方が調停室に呼ばれる

次は相手方が調停室に呼び出されます。この時申立人はまた待合室で待機します。

5.もう一度調停室に呼ばれる

相手方の30分の話し合いが終わったら、また申立人が調停室に呼ばれて、相手方の主張の説明と調停委員からの質問がまた30分程度あります。

このように交互に調停室で話をして、話した内容を調停委員がお互いに伝えるという形で、夫婦交互に30分の話し合いが2回ずつあります。

スムーズにいけば、合計で約2時間程度くらいかかります。しかし、書類の不備、相手方が時間以上に話す、など予想以上に時間がかかることもあります。

当日は時間に余裕を持って予定を組んでおいた方がいいですね。

6.第一回調停終了

第一回目の調停ではほとんど、続きは次回です、次はこの書類を持ってきてください、というような感じで終了という形が多いようです。

時間になったら、次回の調停期日を決めることになります。お互いの都合を聞いて、次回の調停期日が決まります。

帰りも相手方に会わないで済むように時間をずらして帰してくれます。

第二回目以降の調停

二回目以降の調停の流れも第一回目とほぼ同様の流れです。話し合いがスムーズに進むように話す内容はしっかり伝えられるように準備していきましょう。

二回目以降、成立しなければ三回、四回目と回数を重ねていくことになります。

調停が成立したら

調停が成立したら、法的には離婚成立です。

しかし、戸籍法では届け出の義務がありますので、裁判所で作成された調停調書謄本を持って、市町村役場に離婚の届け出をしなければいけません。

さらに、年金分割の割合を決めた場合には、年金事務所・各共済組合または私学事業団のいずれかで年金分割の請求手続きを行う必要があります。(自動的に分割されるわけではないので注意しましょう)

調停が不成立の場合

何回話し合っても折り合いがつかず、調停が不成立になった場合、一番多い選択肢は離婚裁判です。

それ以外には、もう一度協議離婚(話し合いによる離婚)を考えるという選択肢もありますが、離婚調停で答えが出なかった2人がもう一度話し合っても答えがなかなか出ない、というパターンの方が多く、あまり現実的ではないので、離婚訴訟(離婚裁判)を選択するケースがほとんどのようです。

まとめ

離婚調停は、必要な書類・費用を家庭裁判所に持っていくと、誰でも調停を申し立てることができます。

自分1人で離婚調停を進めていくことももちろん可能ですが、弁護士さんを雇った方がスムーズにいく場合も多いです。

弁護士さんを雇うかどうかについてはこちらの記事を参考にされてみてください。

→離婚するときは弁護士に頼んだ方がいい?

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